「日本人トップ2時間5分50秒を達成して五輪切符を」菊地駿弥・中国電力 広島からパリ五輪へ 残り1枠を狙う
今週末3月3日(日)、東京マラソンが行われるんですが、パリオリンピックのマラソン男子代表の残り1枠をかけた戦いになります。その1枠に入る条件ですが、まず1つ目、2時間5分50秒以内というタイムがベースになります。2つ目、日本人の中でトップの成績を残さなくてはいけません。 【写真を見る】「日本人トップ2時間5分50秒を達成して五輪切符を」菊地駿弥・中国電力 広島からパリ五輪へ 残り1枠を狙う その東京マラソンに出場するのが、中国電力(広島)の 菊地駿弥 選手です。城西大学を卒業して社会人3年目のランナーになるんですが、レース直前に話を聞きました。 中国電力 菊地駿弥 選手 「今の素直な気持ちは、すごく楽しみな現状です。いい練習、やりたい練習がけがなく、思ったようにやれているので、自分がちゃんと求めた結果が出るんじゃないかなっていうのは待っているような感じです。やっぱり勝負を決定づける走りっていうのが大切になると思うので、ただ、自分がここって決めたところで勝負を仕掛けられたら絶対、結果はついてくると思うので、そこはもうなんていうか迷わず、自信を持って走れたらと思います」 ― すごくコンディションのよさが表情にも出ているんですけど、日曜日に向けて意気込みを。 「東京マラソンは自分のできる精いっぱいの努力をして、日本人トップ2時間5分50秒っていう目標を達成してオリンピックの切符をつかめるようにがんばりたいと思います」 青山高治 キャスター 本当に状態がよさそう。表情がね。 小宅世人 アナウンサー そうなんです。 菊地選手の自己ベストタイムが2時間8分20秒。ここからさらにスピードを上げて2時間5分50秒というところにいかなくてはいけないんですが、「今までで一番調子がいい」と話しています。本人はサウナが大好きなんですけど、体から脱水するくせがついてしまうので2週間前からサウナを絶って練習に取り組んでいるということです。今週末の東京マラソンでパリオリンピックに向けて残り1枠、誰が獲るのか注目しましょう。
中国放送
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