提供：オタク総研

『らき☆すた』と『涼宮ハルヒの憂鬱』が2023年に連載開始20周年を迎えたことを記念した合同イベント「SOS☆感謝祭」が3月9日（土）より3月24日（日）までところざわサクラタウン（埼玉県）にて開催中。期間中は毎週末にゲストを招いてのイベントも行われている中で、昨日10日に両作のアニメキャストが登壇する「SOS☆感謝祭プレミアムステージイベント」が行われた。〈昼の部：速報レポート（オフィシャル内容を含みます）〉 【画像】美水先生も駆けつけ20周年をお祝い、イベントフォト（全5枚） 『らき☆すた』回にあたる昼の部、メインキャスト陣（泉こなた役：平野綾、柊つかさ役：福原香織、柊かがみ役：加藤英美里、高良みゆき役：遠藤綾）が久しぶりに集結し、豪華ステージの幕が開がると、朗読劇が展開。この日披露された朗読劇は、アニメの最終回エピソードを受けた「文化祭、楽しかったねぇ」というかがみのセリフからはじまる十数年ぶりの"新作"だった。 脚本・シリーズ構成の待田堂子と、原作者の美水かがみが厳選＆再構成したスペシャルエピソードとなっており、朗読を終えたキャスト陣は「楽しかった」と声を揃えたほか、観客の反応に「あまり大きく湧くんじゃなくて、クスクスっていう笑いが広がるのが『らき☆すた』らしい」と福原さんが感想を語った。 ここからはトークコーナーへと移り、『らき☆すた』が歩んできた20年をメイン4人組の初期設定ラフなど秘蔵資料と共に振り返った。トークの合間には、作品づくりやメディアミックスに関わったキーパーソンたちからのメッセージを紹介されるなか、美水先生からのメッセージ・イラストも紹介されると、場内はひときわ大きな拍手に包まれた。 撮影後に平野さんが「今日はスペシャルゲストに来ていただいている」と口を開き、呼び込むとそこには美水先生の姿が。キャストからの色紙と花束の贈呈、会場のファンからも祝福を受け、感極まりながらも「20年続けてこられたのは、こうして応援してくださっている皆さんのおかげだと改めて痛感しました。本当にありがとうございます」と感謝のコメントを述べた。 最後は登壇者それぞれより「再会」果たしたイベントの振り返りを行った。 遠藤「泉さん、つかささん、かがみさんと、あのときと同じようにみゆきさんとしてセリフを言うことができて本当に嬉しい」 加藤「幅広い年代のお客さんがいらっしゃって、本当に多くのみなさんに愛され続けて、大切にされてきた作品なんだなと改めて感じられる素敵なイベントでした」 福原「4人で揃ってここに立てているのが本当に楽しくて嬉しい。あの頃自分がどれだけ恵まれたかというのが、改めてわかりました」 平野「『らき☆すた』は見ているだけで楽しくて、身近に寄り添ってくれる作品。そうして今後も皆さんの支えや、糧になっていってくれるといいなと思います」 美水「また多くの方々にこなたたちはまだ元気なんだぞ、ということを認識していただけたんじゃないかと思います。そうしてこれからも彼女たちを皆様の良き友人として心のそばに置いていただけたら嬉しいです」 『涼宮ハルヒの憂鬱』『らき☆すた』原作20周年記念の合同イベント「SOS☆感謝祭」 ©Nagaru Tanigawa, Noizi Ito／KADOKAWA©美水かがみ