源流の里・木祖を花いっぱいに 名古屋の小学生が交流の森にハナモモ植樹
木曽川下流に位置する名古屋市の小学生の親子が8日、源流の里・木祖村を訪れ、小木曽のレジャー施設・やぶはら高原こだまの森近くの山林「名古屋市・木祖村交流の森」で植樹をした。両市村が令和4年、村内の山林を交流の森として整備し、市民の学びの場とする協定を結んだことを受けたツアーの一環で、親子約30人がハナモモの苗木を植えた。 木曽森林組合職員らの力を借り、子供たちがくわで掘った穴に高さ1.2メートルほどの苗木を肥料とともに植え、土をかぶせて踏み固めた。合わせて、間伐材・倒木をのこぎりで輪切りにした樹名板を作った。 小学5年生の児童は「初めて持ったくわは重かった。植えたハナモモが育ってお花をいっぱいに咲かせてほしい」と話していた。 ツアーは9日まで1泊2日の日程で行われ、2日目は水木沢天然林の散策などが予定されている。
市民タイムス