有給休暇の取得率が過去最高の62.1%に 厚労省調査
企業で働く人の年次有給休暇の取得率が過去最高となりました。 厚生労働省が従業員30人以上の6000社あまりを調査したところ、ことし1月の時点でその前の1年間の年次有給休暇の平均取得日数は10.9日で、付与された有給休暇の取得率は62.1%となりともに過去最高となりました。 2019年4月以降労働基準法の改正により、条件を満たした従業員に年次有給休暇を年間5日以上取得させることが使用者側に義務化されました。 厚労省はこうしたことも取得率の増加に関係しているとし、「年次有給休暇を取得しやすい環境になってきているのではないか」と分析しています。