「コメントのセンスがいい」日本選手最多176本塁打の大谷翔平まさかの “監督イジリ” に脱帽…過去にも「ショーヘイジョーク」は多数
4月22日(日本時間)、ドジャース大谷翔平がメッツ戦で今季第5号を放った。メジャー通算176号で、松井秀喜を抜いて日本人選手の最多記録を更新した。 試合後、報道陣の取材に応じた大谷は、 「素直にうれしいですし、ちょっと前回のホームランから(時間が)かかっているので、早く打ちたいと思っていた。今日打てて、安心と喜びがあるかなと思います」 とコメント。次の目標は松井のようにポストシーズンでの活躍か?との質問には、 「その前に監督の記録を抜きたいと思います」 と答え、報道陣の爆笑を誘った。 ドジャースのデーブ・ロバーツ監督は、父親がアメリカ人、母親が日本人で、沖縄県那覇市生まれ。メジャーではドジャースやレッドソックスでプレーし、ドジャースでは7本の本塁打を打っている。この「ドジャースでの日本生まれ選手の本塁打記録」を更新したいというわけだ。 この「ショーヘイジョーク」にネットでは 《コメントもいちいち洒落てる。いつも思うけど、コメントのセンスがいいな》 《ロバーツに言ったやつは大谷くんが自分で用意してたのかな? だとしたらセンスよすぎ(笑)》 などの反応が。 「大谷のユーモアセンス、ジョーク好きは有名です。中継でも、ベンチでチームメイトとふざけあっているところがよく映されており、SNSでは親しみをこめて『ksgk』=クソガキとも呼ばれているほどです。 そういう大谷だからこそ、チームメイトだけではなく相手選手にまで愛されているのではないでしょうか」(スポーツライター) これまで話題になった 「ショーヘイジョーク」を集めて見ると――。 ■「次に来るときは、このチートシート(カンニングペーパー)が必要ないことを願っています」 2019年1月、全米野球記者協会の晩餐会に出席。英語でスピーチをおこなった。 ■「あなたの言ったこと、本当だったね」 2022年4月、ファウルボールがベンチの大谷に当たりそうになったとき、ネビン3塁コーチが「ファウルボールは一番不細工なやつのところにいくんだ」。その後、ファウルボールがネビンに飛んできて、返した言葉。 ■「明日な(笑)」 2022年10月、アスレチックス戦で死球を受け悶絶。その後、相手一塁手のブラウンに「tomorrow」とひと言。大谷はこの翌日に登板予定で「明日は君に当てて仕返しするよ」と。ブラウンは「Don’t do that to me(俺にはやめてくれ!)」。そして、2人は笑顔でハグ。 ロバーツ監督の本塁打記録を更新したときには、どんなジョークで笑わせてくれるのか、楽しみだ。