一般会計で“過去最大1904億円” 物価高騰対策や能登半島地震の復旧費など…金沢市の新年度当初予算案
22日、金沢市は新年度の予算案を発表しました。一般会計の総額で1904億円と過去最大です。 金沢市の新年度予算案は、低所得者や子育て世帯に支給する物価高騰対策の給付金を盛り込んだほか、能登半島地震の復旧費をはじめとした公共工事費を確保したことなどから、一般会計の総額で過去最大の1904億円になりました。 また、村山卓市長は宿泊税の一部を活用して、来月、東京の銀座に移転する金沢市のアンテナショップで能登の伝統工芸品を展示販売することなどを明らかにしました。会見で村山卓市長は「経済団体、あるいは商店街も含めて、そういった能登地域を支援したいという方々と経済交流が出来ればと思っています」と述べました。 このほかの新規事業では、日本銀行金沢支店跡地の利活用や市立病院の建て替えを平和町公園を候補地にして取り組むための予算が計上されています。 金沢市の新年度予算案は、来月1日に開会する市議会定例会に提出されます。
北陸放送