【中日】「今永さんに近づけるように頑張りたい」4球団競合のドラ1左腕が背番「21」でエース道歩む
中日のドラフト1位・金丸夢斗投手(21)が14日、名古屋市内で行われた新人の入団会見に出席。背番号は23年まで岡田俊哉がつけていた「21」に決まった。4球団が競合した154キロ左腕は「誕生日も2月1日。希望していた番号に恥じないよう、今永さんに少しでも近づけるように頑張りたい」と姿勢を正した。 鏡に映るユニホーム姿に「思ったより似合っていた」とニンマリ。関大2年から背負ってきた21番は、憧れる今永(現カブス)のDeNA時代と同じだ。身長は1センチ低いだけで、多彩な変化球を操る左腕と共通点が多いだけに「直球で空振りを取れるところが魅力」と、映像で勉強して背中を追う。 腰痛のため現在はノースローだが、来月の新人合同自主トレで投球再開を目指す。関西学生リーグでは、3年秋から4年秋まで72イニング連続自責0を記録。「1年目の目標は新人王。最終的には日本一の投手になりたい」と愛着ある番号を背に、エース道への一歩を踏み出す。 (森下 知玲)
報知新聞社