5年ぶり〝どろんこバレー〟白熱 万倉地区「つつじまつり」【宇部】
第32回「つつじまつり」は29日、万倉ふれあいセンターで開かれた。ステージイベントや生涯学習作品展、どろんこバレー大会などがあり、大勢の地域住民らでにぎわった。万倉地区コミュニティー推進協議会(矢原久登会長)主催。 楠神功太鼓保存会の勇壮な演奏で幕開け。ステージでは万倉小マーチングバンドによる演奏に加え、詩吟やフォークダンス、太極拳といった生涯学習の発表があり、出演者が日頃の学習成果を披露した。 終日、歓声が響いたのが、同センターそばの水田で行われたどろんこバレー大会。コロナ禍で中止が続いていたため5年ぶりで、市内だけでなく山口、美祢、周南など県内各地から24チームが出場した。 4人でチームを組み、1セット11点で2セットを先取したチームが勝ちとなる。9グループに分かれての予選リーグ後、各1位による決勝トーナメントを行った。 出場者は全身泥だらけになってボールを追い掛けていた。思わず泥の中に顔を突っ込んでしまう人もいた。仮装しての参加もあり、観客から大きな声援が送られていた。 お昼時には唐揚げなどのキッチンカーや肉うどんコーナーに長い行列ができていた。 矢原会長は「人口減少で地域が寂しくなるのを何とかしようと始めた祭りだが、準備も含めて次世代を担う人が頑張ってくれた。雨にもかかわらず盛り上がった。今後も交流イベントで地域の活性化を図りたい」と話した。 どろんこバレーの上位成績は次の通り。 ①神武解②ゆるふわクレイジー③マッドレンジャーズ、寺子屋「Earth」