<梅宮アンナ>乳がん公表は、父・辰夫さんの姿を見て「小さいながらにかっこいいと」 一番ショックだったのは髪の毛が無くなったこと
故・梅宮辰夫さんの娘で、ステージ3Aの乳がんを公表したタレントの梅宮アンナさんが、12月20日のABEMAの番組「ダマってられない女たち」に出演。番組では、乳房全摘手術後のアンナさんやその家族に密着した。 【写真特集】オシャレな自宅で ウィッグを付けて話す梅宮アンナ 涙も
冒頭、番組カメラは、乳がん闘病中のアンナさんのオシャレな自宅へ。リビングには、25年前の元恋人と出したヌード写真集のお気に入りの写真が飾られているが、元恋人に対して「思い出すことはないよ。だって25年たってる」と話す。
アンナさんは、闘病生活の中で、抗がん剤治療の副作用により女性の命ともいえる髪の毛が無くなったことが一番ショックだったという。「シャンプーやって髪の毛を洗った瞬間、ごそって取れた」と副作用の影響から髪の毛が抜けてしまうことを語ると、母のクラウディアさんは「なんで私じゃないのって感じだった」と娘の悲しむ姿を見て悲痛な思いを吐露。しかし、アンナさんは前を向いており「私は(髪の毛が抜けた姿を)見せるのをやめよう。すてきなウィッグを作ってリアルに見せられる方法。そっちを見せるべきと思った」と前向きな姿勢を明かした。
アンナさんの一人娘の百々果さんは、母が乳がんだと知ると、移住先の米国から帰国。米国で生活基盤を作っていた百々果さんは「こっちに帰ってきてまたゼロからやるんだって」と不安を漏らすも、「向こうでもずっと考えて、何も楽しくなくなっちゃう。ずっと考えて」と帰国の理由を語った。
密着取材中に、梅宮アンナさんは、右胸全摘に加え脇のリンパ節を切除する手術を受け、8日間入院。アンナさんが入院生活を終えて自宅に帰宅すると、百々果さんが飾り付けたバルーンアートのサプライズが。アンナさんは「なに~!? 全然知らなかった……!」と感激の涙を流した。
アンナさんは、乳がん公表の理由について、父・辰夫さんの背中を見て育ったことが影響していると語った。「小学校の時、肺がんになった父がしょっちゅう講演会をしていた」と切り出し、「自分の経験を話して人が集まってくる。小さいながらにかっこいいと思った」と述べた。
「人のために何かできることを」と思うようになったといい「『ステージ3Aでもこういうことができるんだ』『アンナちゃんはこういうのをやっているんだ』って、たった1人でいいから希望を与えられたらいいなと思ってやっています」と思いを明かした。