中村憲剛氏、川崎Fとの「FRO」契約を更新「今まで以上にチームに近い場所で関わらせていただくことになりました」
「これまで以上に大切なポイント」
川崎フロンターレが中村憲剛氏と2025シーズンの「Frontale Relations Organizer(FRO)」契約を更新したことを発表した。 来季Jリーグ開幕節カード決定!川崎Fの初戦は? 現役時代を川崎Fで過ごした中村憲剛氏は、引退後はFrontale Relations Organizer(FRO)として活動。トップチーム、アカデミーにおける定期的な視察、各所属スタッフとの連携強化や地域貢献・プロモーション活動などを行っている。 新たに契約を2026年1月31日まで延長し、公式サイトを通じて以下のようにコメントしている。 「2025シーズンもFROとして活動させていただきます。引退してから4年間、事業面ではクラブのイベント、パートナー企業様との交流や講演など、本当に多くの方たちと触れ合う機会をいただきました。そして、指導者としてもU-18を中心にアカデミーの選手たちの育成に携わってきました」 「また、フロンターレだけではなく、JリーグやJFA、メディアなど、多くの場所でサッカー普及者・解説者・指導者としてお仕事をさせていただきました。現役選手のうちには経験できないことをたくさん経験し、自身の幅を広げることができました。私の活動に理解を示してくれたクラブには、本当に感謝しています」 「クラブ内外の世界を勉強して5年目になる来シーズン、クラブは大きな転換期を迎えようとしています。トップチームとU-18、どちらも新監督が就任され、それに伴い新しいスタッフの方たちが多く就任されます」 「これまでもFROとしてトップとアカデミーの間をつなぐことは強く意識していましたが、いろいろな変化が起きるであろう新シーズンに関しては、長谷部監督を迎えるトップチームの新しい変化を僕自身も全力で学び、それをどうアカデミーと共有していくか、これまで築いてきたフロンターレの色を新しいスタッフの方々にどう伝えていくかが、クラブの未来を考えた時にこれまで以上に大切なポイントになりますし、自分の役割がより大事になると考えました」 「そういう自分の想いをクラブに伝えて協議した結果、来季はトップチーム、アカデミー共に、今まで以上にチームに近い場所で関わらせていただくことになりました」 「チーム・事業共にフロンターレがフロンターレらしく戦えるように、選手・スタッフをはじめパートナーの皆様、ファン・サポーターの皆様、そしてフロンターレに関わるすべての方が同じ方向を向いて戦えるように、自分の役割を全力で全うしたいと思います。来シーズンもよろしくお願いいたします」