駒木根葵汰&新原泰佑のトリセツ「話しかけてもいい?黙っていたほうがいい?」
ボーイズラブドラマの撮影現場で起こる、俳優同士の恋を描いた『25時、赤坂で』。夏野寛子による大人気原作が、駒木根葵汰&新原泰佑のW主演でドラマ化される。 【全ての写真】駒木根葵汰&新原泰佑の撮り下ろしカット(全12枚) 撮影にクランクインする前におこなわれた取材で、まだ対面して間もない二人の“阿吽の呼吸”っぷりが伝わってきた。
俳優として、新たな世界へ飛び込む
――『25時、赤坂で』で描かれるのは、駒木根さん演じる羽山麻水と、新原さん演じる白崎由岐の間で起こる、ボーイズラブドラマの撮影現場を舞台にした俳優同士の恋愛模様です。原作や脚本を読まれたうえで、惹かれたポイントについて教えてください。 駒木根葵汰(以下、駒木根) 脚本を読んだあとに原作を読んだのですが、俳優同士の恋愛という設定がすごく新しいな、と思いました。僕自身まだまだ俳優として若手で、芸能界のことをすべて知っているわけではないんですけど、私生活のことも配慮しなくちゃならない世界なんだ、と少しずつわかってきて。きっと、登場人物たちに共感できる部分があると思いましたし、シンプルにこの二人の恋愛がすごく素敵だなと思いました。 新原泰佑(以下、新原) この漫画で描かれている撮影現場の様子って、スタッフさんの配置だったり、メイクを直すタイミングだったり、「あるある!」なポイントが詰まっていておもしろいんです。それをドラマで表現するとなるとより一層、細やかな「あるある」が表現できるんじゃないかと思っていて。きっと、これまで見たことのないような、本当に芸能界に入り込んだような世界をお届けできるんじゃないかと思います。 ――本作への出演が決まったときは、どんなお気持ちでしたか? 駒木根 今年初めに僕のレギュラーのラジオで、ゲストに来てもらった同じホリプロのパシンペロンはやぶささんに今年の運勢を占ってもらったんです。「2024年、駒木根くんはあんまり良い年じゃないかも」と。「開運のためには、新しい世界に飛び込んでみること」って言われたんです。 あまり占いとかは信じない方なんですが、その言葉がずっと心にあったタイミングで、本作のオファーをいただきました。これまでご縁のなかったボーイズラブ作品という新しいジャンルに飛び込めることは、僕自身にとっても、また俳優人生においても楽しいことなんじゃないかな、と思ったんです。 何よりも「俳優同士の恋愛物語」という点に一番惹かれて、ぜひよろしくお願いします! とお受けしました。 新原 僕はこれまで何作かボーイズラブ作品に出させてもらっているんですが、恋愛をする役柄は今回が初めてなんです。そういう意味では、僕自身も新しい世界に飛び込むような気持ちです。人気原作でファンの方も多いのでプレッシャーも強く、緊張しますが、駒木根さんと手を繋いで、一緒に新しい世界に飛び込んでいければと思っています。