今季初のインフル注意報 上十三に
青森県は19日、今季初となる季節性インフルエンザ注意報を上十三保健所管内に発令した。直近1週間(9~15日)に報告された1定点医療機関当たりの患者数が12.67人となり、注意報の基準となる10人を超えたため。県全体でも7.62人と前週(4.00人)の1.91倍に増加した。県内58の定点医療機関の患者数の合計は442人(前週比210人増)だった。 ほかの保健所管内の1定点当たり患者数は青森市・東地方が8.92人(同6.00人増)、弘前7.50人(同5.42人増)、八戸市・三戸地方8.67人(同1.84人増)、五所川原1.43人(同1.14人増)と、広い範囲で増加。むつは減少し2.83人(同0.50人減)だった。 県はマスクの適切な着用や手洗い・手指消毒など、新型コロナウイルスと同様の基本的な感染対策を呼びかけている。