【高知】物価高騰対策にデジタル地域通貨《ジモッペイ》中土佐町が導入 5千円購入で1万円利用可能に
高知さんさんテレビ
中土佐町が実施する物価高騰対策の商品券事業に地域通貨「ジモッペイ」が導入されました。電子決済の推進と地元経済の活性化が期待されます。 中土佐町は物価高騰に対する生活支援を目的に「中土佐町物価高騰対策プレミアム付商品券」の販売を開始しました。電子商品券と紙クーポンの2種類があり、電子商品券の場合、5000円を購入すると1万円分が利用できる仕組みです。電子商品券には高知信用金庫が開発した「地域通貨ジモッペイ」が導入されました。ジモッペイはQRコードとスマートフォンで決済できるデジタル地域通貨で、自治体が導入するのは県内初です。 3日、記者発表会と町民への説明会が開かれ、池田洋光町長が早速ジモッペイを使って買い物をしました。ジモッペイは現在、町内のスーパーや飲食店など76の事業所で導入されています。実際にジモッペイの登録をして電子商品券を購入した町民はー 中土佐町民: 「(電子マネーを)今まで使ったことないです。これが初めてなんです。でもそういう時代に入ってきたんで私たちもそういうあれについていかなくちゃいけないなあと思いまして」 中土佐町民: 「2人ともで1万円得しました。マルナカなんかで使えるからうれしいです」 高知信用金庫 山崎久留美 理事長: 「地域のみなさんが現金『地域通貨』ですから、現金と変わらないようにできるようになんとかインフラを敷いていきたいと思っております」 中土佐町 池田洋光町長: 「これからの時代に向けた取り組みの第一歩だというふうに考えております」 中土佐町の電子商品券と紙クーポンの利用期間は10月末までです。
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