名将ダグル・シグルドソン、日本代表監督を電撃辞任!クロアチアと交渉中「IHF世界最終予選で指揮を執る方法を模索」【男子ハンドボール】
ハンドボール男子日本代表ダグル・シグルドソン監督が辞任を申し出たことを2月9日、日本ハンドボール協会(JHA)が発表した。 【動画】ハンドボール五輪予選、決勝バーレーン戦! 2014年からドイツ代表監督を務めたアイスランド出身の名将は、リオ五輪では銅メダルを獲得。2017年に日本代表監督に就任すると、日本の底上げを図り、昨年10月のパリ五輪予選で36年ぶりの自力出場に導いた。今夏に開催される五輪での活躍も期待されていたが、今月3日に日本ハンドボール協会(JHA)に辞任の意向を伝えていた。 契約期間を残しながら退任する決意を固めたシグルドソン氏。そんな彼は、早くも次なる行動を起こしているようで、「日本代表監督のダグル・シグルドソン氏は、ザグレブ(クロアチアの首都)でクロアチア代表の新ヘッドコーチに就任するよう交渉している」と同国メディア『Max Porta』が報じている。 そして「問題はシグルドソン氏は五輪まで日本と契約を結んでいることだ。ドイツ、オーストリア、アルジェリアと対戦するIHF世界最終予選(3月11日~17日)までにクロアチアの指揮を執る方法を模索している」と課題を記している。 パリ五輪ではクロアチア代表監督として出場を目指すシグルドソン氏。はたして日本の後任は誰になるのか...。 構成●THE DIGEST編集部