入浴介護中に目を離し・・・80代女性を溺死させたとして介護士の女を書類送検 大阪・東住吉区
おととし、大阪市東住吉区の介護施設で、入所者の入浴介護中に目を離して溺死させたとして、53歳の介護士の女が書類送検されました。 業務上過失致死の疑いで書類送検されたのは、大阪市東住吉区の介護老人保健施設に勤務する介護士の女(53)です。 介護士はおととし9月、80代女性の入浴介護中に数分間にわたって目を離し、女性を溺死させた疑いが持たれています。 女性は自力で歩くことができず、ほぼ寝たきりの状態で、介護士の女が1人で入浴させていたということです。 しかし、この施設の関係者によりますと、入浴介護は「介護の度合いが高い人には、2人で入浴させて、1人が目を離さないようにする」決まりになっていました。 介護士は警察の調べに対し、容疑を認めたこともありましたが、その後は黙秘しているということです。 警察は、起訴を求める「厳重処分」の意見をつけて書類送検しました。 介護老人保健施設は「取材には応じられない」としています。
ABCテレビ