アストロズ本拠地「ミニッツメイド・パーク」は「ダイキン・パーク」に変更…日系企業のMLB本拠地命名権は史上初
大リーグ、ヒューストン・アストロズは18日、日系企業のダイキン工業が本拠地命名権を取得したと発表した。契約期間は2025年1月から2039年までの15年。本拠地の名称は来季以降、現在の「ミニッツメイド・パーク」から「ダイキン・パーク」に変更される。日系企業が大リーグの本拠地命名権を取得するのは初めて。 空調機メーカーのダイキン工業は、大阪府大阪市に本社を置くグローバル企業。従業員は世界で9万8000人以上、米国ではグループ企業を含めて2万2000人以上。ヒューストン近郊にはダイキンの大規模工場が建てられ、約1万人規模の従業員がいるという。空調機では世界トップシェアで、米国市場をさらに拡大したい狙いがあるようだ。 アストロズはア・リーグ西地区に所属する強豪。今季は4年連続で西地区優勝を果たした。2017年にワールドシリーズ初制覇、22年には2度目の頂点に立った。日本選手ではかつて松井稼頭央、青木宣親がプレーし、今季も菊池雄星投手がシーズン途中にブルージェイズから移籍した。
中日スポーツ