【西武】育成の奥村光一外野手と支配下契約「ライオンズの起爆剤になれれば」
西武は9日、育成新人の奥村光一外野手と支配下契約を結んだ。背番号は75。 9日の阪神戦前に甲子園球場内で会見に臨んだ奥村は「ライオンズの戦力として支配下に上げてもらってとてもうれしく思います。がむしゃらに誰よりもハングリーにやってきました。ライオンズの起爆剤になれるよう精いっぱい頑張りたい」と顔を上気させていた。 奥村はBC群馬から昨年の育成ドラフト6位で西武入り。ベンチプレスで240キロを挙げるパワーに加え、昨年のBCリーグで33盗塁を記録したスピードも兼ね備えるなど身体能力の高さが魅力。今季は3軍スタートも2軍では18試合に出場し14試合で1番でプレー。「足の速さと体の強さを生かしたアグレッシブなプレーがセールスポイントです」とハキハキと答えた。 奥村は8日に支配下登録を告げられ、その日の夜に大阪入り。新しい背番号のユニホームは間に合わず、会見には育成時代の背番号132のユニホームで登場した。渡辺GM兼監督代行は「うちにはいないタイプというか、すごくガツガツしていてアグレッシブ。こういうチーム状況の中、起爆剤になってくれれば。体も強いですし足もありますし、盗塁技術も非常に高いレベルにある選手」と期待をかけていた。 ◆奥村 光一(おくむら・こういち)1999年12月24日年、静岡県生まれ。24歳。東海大静岡翔洋から東海大、BC群馬を経て2023年育成ドラフト6位で西武入り。178センチ、83キロ。右投右打。背番号75。
報知新聞社