能登半島地震被災者の入浴支援へ “別府温泉”現地に届ける 移動式施設と温泉10トン
大分放送
能登半島地震の被災者を支援するため、別府市は移動式の入浴施設と温泉を現地に届けることになりました。 【写真を見る】能登半島地震被災者の入浴支援へ “別府温泉”現地に届ける 移動式施設と温泉10トン この取り組みは被災者に疲れを癒やしてもらおうと、別府市と社団法人「ビービズリンク」が実施するものです。出発式で長野市長は「温かい温泉を一日も早く届けてほしい」とあいさつしました。現地に運ぶのは「幻想の湯」という移動式の入浴施設で、送風機で膨らませてテントを作り、一日に1万トンの温泉利用で250人が入ることができます。 また、使用する温泉は別府市内でくみ上げた温泉10トンのほか、石川県七尾市の和倉温泉からも調達します。 (別府市観光課・牧宏爾課長)「断水の影響で、まだ水が来てなくてお風呂も満足に入れないという被災者がたくさんいるので、温泉を持っていくことで少しでもほっとする時間を作ってほしい」 この入浴支援は7日から20日まで石川県能登町で、22日から3月6日まで珠洲市で行われます。
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