『レオン』から30年。ひたすら第一線で活躍する米スター俳優(43)の美しさの秘訣とは? 「欠かさない習慣」をシェア
12歳のときに『レオン』で映画デビューして以来、『スター・ウォーズ』シリーズなどの話題作に次々と出演し、『ブラック・スワン』ではアカデミー賞主演女優賞を受賞。ハーバード大学卒の知性派でもあり、動物の権利や環境保護の重要性についても積極的に発信しているナタリー・ポートマンは、ヴィーガン(完全菜食主義)であることを公言しているセレブのひとり。そんなナタリーが実践している健康的なライフスタイルをご紹介。 【写真】マチルダ役の12歳~ふりかえる、ナタリー・ポートマンの美の遍歴ギャラリー
ヴィーガンにシフトして、肌の調子は絶好調
ナタリーがベジタリアンになったのは9歳のとき。「人々が食べるために動物を殺している」と理解したからだそう。その後、2009年にジョナサン・サフラン・フォアの著作『イーティング・アニマル:アメリカ工場式畜産の難題』を読んだことがきっかけで、ヴィーガンに移行。第1子妊娠中の一時期はベジタリアンに戻したものの、2011年からはヴィーガン生活を継続中。 「ベジタリアンだった頃と比べて、ヴィーガンになってから肌の調子がすごくいいんです。乳製品と卵をカットして以来、吹き出物ができることもなくなりました。体が何に反応するかは人それぞれだと思うし、ヴィーガンに切り替えたのが30歳のときだったから、年齢的な部分もあるかもしれないけれど」と『The Cut』に語っている。
やはり、睡眠は"大きなカギに"
ナタリーが一日の疲れを癒すために心がけているのは、「できるだけ8時間の睡眠をとること」。「それから自然のなかに定期的に身を置くようにしています。日常のストレスから離れて、最高の気分でいられるいちばんのリラックス方法。料理を楽しむこと、ガイド付きの瞑想も役立っています。それから読書。私にとって読書は現実からのエスケープでもあって、新しい物語に没頭するのが大好き。寝る前にリラックスするのにもぴったりだから、いつも少し読書をしてから寝るようにしています」と『W』にコメントしている。
定番料理は、和食かイタリアン
2012年に結婚した振付師のベンジャミン・ミルピエとの間に、ふたりの子をもうけているナタリー。今年に入ってベンジャミンとの離婚が明らかになったけれど、元夫妻はともに料理好き。結婚中、夕食は家族揃って家でとるのが基本的なスタイルだったそうで、庭ではハーブや野菜、フルーツも育てていたそう。 「朝食はたいていオートミールかアボカドトースト。理想的な夕食のひとつはパスタで、イタリアンか日本食が我が家の定番です。私はクスクスや中東料理をよく作るけれど、ベンジャミンは料理上手で何でも作れるんですよ」と、2017年に『ハーパーズ バザー』に明かしていた。ちなみに食事以外ではビタミンDなどのビタミンサプリを摂るほか、月に1回、ヴィーガンの食生活では摂取できないビタミンB12の注射を受けているそう。
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