阪神 西勇輝が三回途中5失点の大炎上で今季最短KO オースティンに致命的な3ランを被弾 岡田監督厳しい表情も直後に猛反撃
「DeNA9-6阪神」(20日、横浜スタジアム) 阪神の西勇輝投手が今季最短となる三回途中5失点でKOされた。 【写真】グラブを外し打球をぼう然と見つめる西勇 痛すぎる被弾 二回に無死満塁から伊藤に中前適時打を浴びて2点を先制された。西勇にとって二回は試合前の時点で防御率3・60と“魔のイニング”だった。 さらに三回には先頭の牧、佐野と連打を許すと、オースティンに甘く入ったシュートをバックスクリーン左へ運ばれ3点を失った。三回は今季無失点を誇っていたが、DeNA打線の勢いにのみ込まれた。 ベンチで厳しい表情を浮かべていた岡田監督はここで交代を決断。2回0/3を6安打5失点での降板となった。3回を投げきれなかったのは今季初めてで、5失点は8日のヤクルト戦に続いてワーストタイとなった。 ベテラン右腕は今季、DeNA戦に4試合登板して1勝1敗、防御率2・66。横浜スタジアムは8月4日に1試合登板して5回2安打無失点と好投していた。 初回に梶原の痛烈なピッチャー返しを間一髪で好捕するなど三者凡退で立ち上がっていたが…二回からはコントロールが甘くなるなど、制球が定まらなかったところで相手打線の猛攻をくらった形になった。 それでも直後、前川&木浪のタイムリーで3点をかえした阪神打線。DeNA先発・森唯を降板に追い込んだ。さらに近本の適時打で1点差に迫り、沈んでいた左翼席の阪神ファンも一気に息を吹き返した。 だが七回にビーズリーがつかまって一挙3失点。連勝は5で止まり、首位・巨人とは3ゲーム差に広がった。