鹿児島市の鶴丸高校の生徒たちがき12日から修学旅行で東京へ飛び立ちました。出発直前、一生の宝物となる“粋な”サプライズがありました。 　鹿児島市の鶴丸高校2年生は12日から3日間、東京で修学旅行をし、卒業生の職場を訪れてキャリア体験学習などを行います。 　出発に期待を膨らませる中、さらに心弾む“粋な”サプライズ発表がありました。 （日本航空　鹿児島支店　中山 洋彦 支店長） 「いち早く鶴丸高校卒業生の皆さんをご紹介したいと思います」 　フライトを担当する花園機長と客室乗務員の仲村さんが鶴丸高校の卒業生だと伝えられると、生徒たちに笑顔が。 （日本航空　運航訓練部　花園 浩一 機長（53）） 「安全にしっかり羽田空港まで行きますのでどうぞよろしくお願いします」 （日本航空　客室乗員部　仲村 由佳さん（27）） 「同じ鶴丸高校の卒業生としてみなさんと一緒に東京まで楽しんでいけたらと思います」 　日本航空のロゴマークと鶴丸高校の校名にちなんだ「鶴丸」つながりの粋なサプライズフライト。夢を叶えて社会で活躍する先輩の姿に生徒たちは刺激を受けたようです。 （鶴丸高校2年） 「鹿児島出身が一緒だから『楽しんで来い』という気持ちと一緒に送ってくれそう」 （鶴丸高校2年） 「鶴丸高校生として誇りに思う」 　修学旅行で行われる職業体験では日本航空でも13人の生徒を受け入れるということです。 （日本航空　鹿児島支店　中山 洋彦 支店長） 「夢をもって今後の将来の展望が開けるような取り組みを。JALとしてはしっかりとサポートしていきたい」 　将来の夢に向かって日々、切磋琢磨する仲間たちとの修学旅行。希望に満ちた白い機体は大空に美しく舞う鶴のように飛んでいきました。