特に使い道を決めていない貯金が50万円あるのですが、友人に「iDeCoかNISAで運用したほうがお得だ」と言われました。iDeCoやNISAを使うと何がお得なのですか?
NISAを始めるには
まずは口座を開設するところからです。NISAを利用するにはNISA口座を開設する必要があります。口座開設は証券会社だけでなく、銀行等他の金融機関でも開設できますが、実際にNISA口座を開設できるかどうかは確認が必要です。 また、どのような金融商品を取り扱っているかは金融機関によって異なりますので、事前に確認する必要があります。特に株式投資を考えているのであれば、証券会社で口座開設するほうがよいでしょう。
注意することは
せっかく作った口座ですが、何らかの理由で金融機関を変更することになってもそれは可能です。ただし、積立投資枠と成長投資枠を別々の金融機関にすることはできません。また、上記のように配当金や譲渡益といった利益が非課税になりますが、逆に損が出ても売買損失はないものとされます。 よって、仮に特定口座や一般口座で保有する他の上場株式等の配当金や売買益等との損益通算はできません。さらに3年間の損失の繰越控除もできません。
投資に「遅い」はありません
iDeCoの場合はできるだけ早く始めたほうがよいですが、NISAの場合は年齢は関係ありません。50歳からでも始めようと思った日が吉日です。 出典 金融庁 NISAを知る 執筆者:田久保誠 田久保誠行政書士事務所代表
ファイナンシャルフィールド編集部