円の下落阻止には4-4.5%の日米金利差が必要-バークレイズ
(ブルームバーグ): 円の「行き過ぎた」下落を阻止し得る日米の金利差は4-4.5ポイントだと、門田真一郎氏らバークレイズ証券のストラテジストがリポートで記した。
ストラテジストらは、この金利差が2025年4-6月(第2四半期)より前に見られる可能性は低いと指摘。国内外の金利差が示唆する以上に円安が進行している理由の一つは、この金利差が大き過ぎることかもしれないと分析した。
米フェデラルファンド(FF)金利と日本の無担保コール翌日物金利とのスプレッドは520ベーシスポイント(bp、1bp=0.01%)。
日本銀行による追加利上げと米連邦公開市場委員会(FOMC)の利下げ開始については今年下期になると、ストラテジストらは予想した。
ドル・円相場については、年内は1ドル=160円近辺で推移するとみている。
原題:Yen Needs Rate Gap of 4%-4.5% Points to Stop Falling: Barclays(抜粋)
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Masaki Kondo