福島県広野町産バナナ使った菓子8種類 ふたば未来学園高の2年生2人が開発
福島県広野町のふたば未来学園高スペシャリスト系列農業の2年生2人は、町産バナナ「綺麗(きれい)」を使った菓子を開発した。24日、町振興公社で発表会を開き、お披露目した。 スペシャリスト系列農業では、生徒が食品製造の授業で菓子づくりに取り組んでいる。今回はバナナをかたどったカステラ、バナナ風味のクリームを包んだ蒸しケーキ「広野の朝陽」、シフォンケーキなど8種類を完成させた。 発表会では名木翠さん(17)と木村麗華さん(17)がそれぞれの菓子の特徴を説明し、公社職員らが試食した。公社の中津弘文社長は「一つ一つにバナナの風味が凝縮されている」と絶賛した。 今後はパッケージやデザインを考える。来年度から、町内の二ツ沼総合公園内の「ひろぼーの休憩所」で販売する予定。