「カリスマで5万円」アダルトビデオ業界のギャラ事情をレジェンド男優が解説 監督としての報酬は月800万円になることも
埼玉県越谷市の男性消防職員がアダルトビデオに5回出演しておよそ25万円の報酬を受け取っていたとして、停職6ヵ月の懲戒処分となった。 【映像】アダルトビデオ業界の出演ランク(図で解説) そんなアダルトビデオ業界の出演料事情はどのようになっているのか。元セクシー女優の神野藍さんは「女優のギャラは大体、プレイの回数と内容のハードさに比例して高くなっていく。加えて移動距離が長い、拘束時間が長いなどの理由で上がることもある。大体1回のプレイで7万~13万ぐらいが相場」と説明した。 男優のギャラ事情については、経験人数1万人を誇る現役セクシー男優、森林原人氏が解説。森林氏は筑波大学付属駒場高校を卒業後一浪して専修大学に進学、その後大学1年でセクシー男優のアルバイトをはじめ、いまや年間出演本数約400本のアダルトビデオ界のレジェンドだ。 森林氏は「男優は女優さんをリードするという技術がついてこないとギャラというのは上がっていかず、大体1万円がスタートでMAX5万円」と説明。AV男優のギャラの相場は1本あたり1万円の「汁男優(エキストラ)」から始まり「手口男優(若手、2万円)」「絡み男優(中堅、3万円)」「尺読み男優(一流、4万円)」「レジェンド男優(職人、5万円)」と相撲の番付のように昇級していくという。 自身も1万円の出演料からスタートしたという森林氏は「今はもうあり得ないが、実際の電車の中でゲリラ撮影して“周りを囲むだけ”みたいな仕事もあった」と過去の仕事を振り返った。 監督としての顔もある森林氏だが、制作費としてまとまった金額が支払われる場合の監督ギャラはおよそ5万円~30万円、監督料として支払われる場合の監督ギャラはおよそ3万円から30万円。売れっ子監督になると月20本撮影することがあり、その場合は月収が500万円から800万円になることもあるという。 (『ABEMA的ニュースショー』より)
ABEMA TIMES編集部