「ぼくらのスタートライン」を高校生と合唱するＨＩＰＰＹ

　歌手の島谷ひとみ（44）とHIPPY（44）が発起人となった、音楽で平和を発信するイベント「PEACE　STOCK　79，　HIROSHIMA　2024『もう一つの記念日』」が22日、広島市のNTTクレドホールで開催された。 　イベントではHIPPYとともに、2025年開催の中国総体に向けて組織された広島県高校生活動推進委員会の高校生22人がステージに立ち、約2000人の観客を前に同総体の応援ソング「ぼくらのスタートライン」を合唱した。 　この曲はHIPPYの新曲としてこの日にリリース。委員会のメンバーたちが一緒に作詞に参加し、スポーツや学校生活に対し、高校生の思いを込めた”青春応援ソング”に仕上がった。 　参加した高校生の1人は「HIPPYさんは本当に感動する素晴らしい楽曲を制作してくださった。これから2025年にあるインターハイまで、もっともっと認知度を上げ、インターハイの成功だけでなくこの曲がすべての頑張る人にとっての応援歌となるようにしていきたいです」と感激しきり。 　HIPPYは「少しでも僕たちの活動が未来への子供達へ繋がり、平和の輪が大きくなれば嬉しい」と話していた。 　また、この日のイベントには廿日市西、五日市、呉宮原、観音、広陵の5校のダンス部も参加し、ステージでキレのあるダンスを繰り広げ、来年の高校総体へ向けて、ムードを高めていた。 　来年は戦後80年。PEACE　STOCK広島実行委員会の松田哲也実行委員長（ヒロマツホールディングス代表）が登壇し、来年夏に広島で大型の同イベントを記念大会として開催することも明らかにした。