最新テクノロジーで【推しの子】の世界にダイブ! 新生B小町のライブも体感できる新感覚イベント
漫画『【推しの子】』の世界に入り込めるイベント「マンガダイブ『【推しの子】』スーパー・イマーシブライブ」が2024年1月13日から2月16日まで、東京・日本橋の室町三井ホール&カンファレンスで開かれる。四方と床を使った5面に映像を投影し、大音響でB小町の歌をかけて『【推しの子】のストーリーやキャラクターに迫れるようにした部屋があり、大量のキャラクター画像が次から次へと現れ、推しキャラに浸れる部屋もあってと、『【推しの子】』のファンなら絶対に楽しめるイベントとなっている。 【写真】8Kビュワーで見る『【推しの子】』カラー原画 『【推しの子】は赤坂アカ原作、横槍メンゴ作画で『週刊少年ジャンプ』や『少年ジャンプ+』で連載されている漫画。2023年にはTVアニメ化もされて、YOASOBIが歌うオープニングテーマ「アイドル」が世界的に大ヒットした。「マンガダイブ『【推しの子】』スーパー・イマーシブライブ」は原作の漫画を題材に、現実と仮想現実とを融合させる「XR」の技術を使って、新しい作品の楽しみ方を提案するイベントだ。 ■作品の中に飛び込むような感覚に 例えば、「ストーリーダイブエリア」では、広い空間の四方と床に映像を投影し、入った人が作品に包み込まれているような感覚になれる。CGで描かれた新生B小町のルビー、かな、MEMちょの3人が移動したり大きくなったりしながら「サインはB」や「STAR☆T☆RAIN」を歌い踊って、作中のライブ空間にいる気分にさせてくれる。 それだけではなく、原作の漫画でメンバーが登場するシーンをピックアップし、漫画の画面やセリフを映し出してストーリーを追体験できる。苦難を乗り越えてきた3人の過去に触れてしんみりし、歌で元気になった後、伝説のアイドルが現れYOASOBIの「アイドル」も流れて大盛り上がりできる。ペンライトを持ち込んで振り回し、歓声をあげコールもしたくなるエリアだ。 その次に待っているのが「キャラクターダイブエリア」。ここでも四方と床を使って投影されるアイ、ルビー、かな、MEMちょの画像にどっぷりと浸って、“推し”に包まれる喜びを味わえる。自分の部屋を推しキャラで埋めるのとはまた違った感覚になれる空間だ。 「マンガダイブエリア」は、先端技術を使って漫画の新しい楽しみ方を探る複数の展示を体験できる場所。漫画の原画や色鮮やかなカラー原画を8Kビューワーで自在に拡大して、丁寧に描かれた原画の細部に迫れる。また、スマートフォンやタブレット越しにB小町メンバーの部屋が描かれたパネルを見ると、メンバーそれぞれの画像が現れるAR(拡張現実)コンテンツも用意している。さらに新生B小町メンバーが立体になって踊っているように見える特別な装置も展示している。 ■イベントならではのグッズも満載 「グッズ物販エリア」もあって、会場限定のグッズを中心に『【推しの子】』の関連グッズを大量に用意。過去の「マンガダイブ」のイベント向けに作られた『チェンソーマン』や『ダンダダン』のグッズもあって様々な作品への“推し活”を楽しめる。グッズの一部にはQRコードを使ってARコンテンツも楽しめるものもあって、XRによるコンテンツ展開を目指す「マンガダイブ」らしさを見せている。 新生小町のライブMCに加えて、ナビゲーターとして星野アクアがあの独特なトーンで音声ガイドを務めてくれる。アクア推しの人は、アニメでアクアを演じる大塚剛央のマンガダイブオリジナル音声を会場で楽しもう。 この「マンガダイブ」を展開しているのは集英社の中に作られたXR事業開発課。「集英社XR」というネーミングで、VR(仮想現実)やAR、MR(複合現実)といったXR技術を活用して、漫画の新しい展開方法を開発し、イベントを通じて見せてきた。これまでに「ジャンプフェスタ2023」内での『ONE PIECE』関連展示や、「マンガダイブ2023夏 SHINJUKU」での『SPY×FAMILY』『チェンソーマン』のイベント、表参道ヒルズでの『キングダム』のイベントなどを展開。室町三井ホール&カンファレンスでも『キングダム』の展示を直前まで行っており、『【推しの子】』の後には『SPY×FAMILY』の「マンガダイブ」を展開する予定だ。
タニグチリウイチ