モデル・岩堀せりと髪のこと「40代になってハリもコシもなくなってきた…ロングヘアはどんどん厄介になっていくクセ毛のため!」
女性ファッション誌『ViVi』のモデルとしてデビューし、その後、『GLAMOROUS』『otona MUSE』など、幾多の雑誌の表紙を飾り、モデルのトップを走り続ける岩堀せりさん。かっこよくて唯一無二のそのスタイルは多くの女性の永遠の憧れ♡ また、夫であるGLAYのTAKUROさんとの結婚生活も19年目を迎え、家族4人でロサンゼルスに住み始めてはや5年。L.A.と東京のデュアルライフを満喫中です。 今回のテーマはヘア事情について。グラマラスなヘアスタイルがステキなせりさんですが、じつは長年抱えている悩みがあるとか⁉︎ 髪に対してのこわだりが強い、“せりヘア”についてのお話です。 モデル・岩堀せりの最新メイク事情「高校生の娘から流行を聞きつつ、目指すのは“疲れて見えない”顔(笑)」
髪と闘い続けてきた、この人生
「ヘアメイクさんにステキに仕上げてもらい、みなさまに褒めていただくことも多い私の髪。ですが、あれはプロが丁寧に時間をかけて作り上げているものであり、実際はすぐに広がってしまう、なかなかに手強いクセ毛なんです。艶やかなサラサラヘアとは程遠く、長年悩まされ続けてきました……。学生時代、コテはつねに持ち歩いていたし、雨が降ると湿気で髪型がキマらないから学校を休むなんてこともあったほど。ショートヘアにしてみたいと何度も思いますが、中学生の頃に一度カットして大失敗。イメージと違いすぎてこの世の終わりぐらイヤでした(笑)。今はさらに髪質が扱いづらくなっているし、自分でセットできる自信がないので、髪を短くすることはできないんです。ある程度の重たさがないと広がってしまうので、必然的にロングヘアを維持している次第です。 昔、世の中に縮毛矯正が浸透しはじめた頃、もちろん前のめりでトライしたのですが仕上がりはさらさらヘアとは程遠い、針金みたいな髪の毛に(笑)。家族全員でやってみたものの、あえなく撃沈しました。その過去の失敗のイメージが強いのと、一度矯正してしまうとコテでのアレンジがしづらくなって仕事に支障が出る気がして、それ以降ストレートパーマの類には手を出せず……。最近は技術も進化して、自然でいい感じにストレートヘアになれると聞くので、今度日本に帰国したら挑戦してみようかな。 そんな、無造作に見えてまったく無造作ではない私の髪の毛。ここだけの話しですが、昔は髪の毛の扱いづらさを自分が一番自覚していたので、何もしていない寝起き風の髪を装うために、早起きして自分でストレートヘアを作ってから撮影現場に行ったこともあります(笑)。もちろん今もセットはドライヤーで乾かして終わり! なんてことはなく、毎回ブラシ付きのドライヤーでしっかりブローしながら乾かさないと外には出られないし、さらに40代になってからはハリ・コシもだんだんなくなってきてしまい、髪をひとつにまとめるだけでいい具合になる日も少なくなってきてしまいました。これはどうしたものかと。メイクよりヘアセットに時間がかかるし、最近はヘアアイロンも使うので髪も痛みやすい。ずっとこの髪には苦労していますね……」