福山大サッカー部員に大麻譲渡 広島県警、容疑で倉敷の男逮捕
福山大サッカー部を巡る大麻取締法違反事件で、広島県警は20日、部員に大麻を有償で譲り渡したとして、同法違反の疑いで倉敷市、建設作業員の男(23)を逮捕した。「事実ではない」と容疑を否認している。 逮捕容疑は1月9日午後7時45分ごろ、同市新田のコンビニ駐車場で、当時サッカー部員だった被告の男(21)=福山市、同法違反(所持)罪で起訴=に乾燥大麻約1グラムを4千円で譲り渡した疑い。 県警によると、2人は知人で、被告は地元の先輩だった容疑者から大麻を譲り受け、他の部員3人と吸ったという趣旨の供述をしている。 一連の事件では、これまでに同法違反容疑で被告を含むサッカー部員4人が逮捕された。同大によると、4人とも逮捕後、退部した。