那覇市泊の専門学校のドアを壊し侵入疑い 米軍関係者の男を聴取へ 那覇署
2日未明、那覇市泊で専門学校や塾を運営する「尚学院」で、米軍関係者の男が出入り口のドアを壊して侵入する事件があった。男はドアのガラスを割り、腕などから出血するけがをし、米軍が基地内の病院に搬送した。那覇署が建造物侵入と同損壊容疑で捜査している。今後任意で取り調べ、立件する方針。 クラブでトラブル 警備員を殴った容疑 傷害容疑で米兵逮捕 那覇市松山の路上 尚学院の職員によると、2日午前2時半ごろ警備システムが作動。1階の出入り口ドアのワイヤ入りガラス2枚が割られ、取っ手が壊されていた。廊下に血が滴り落ち、壁や自販機にも血がついていたという。物色された痕跡はない。 現場は国道58号沿いの5階建て。那覇署によると、男は建物近くで、血を流し倒れていた。酒に酔っていたという。尚学院の理事は「生徒がいない時間で良かった。なぜこんなことをしたのか分からないが、まずは謝罪すべきだ」と話した。(社会部・玉那覇長輝)