A型→B型へ…インフル感染急拡大 クリニックでは1日80人診断も 連休明けさらに増加か 福島
テレビユー福島
年が明け、インフルエンザの感染が急激に広がっています。福島県内の1医療機関あたりの感染者数は46人あまりと、警報レベルの30人を大きく超えていて、県内の医療機関は対応に追われています。 【写真を見る】A型→B型へ…インフル感染急拡大 クリニックでは1日80人診断も 連休明けさらに増加か 福島 郡山市のじんキッズクリニックでは、9日も朝から体調不良を訴える子どもたちの対応に追われていました。 医師「発症日が1月8日になります。そのあと5日間、1月13日まで、ちょうど連休明けまでお休みです」 県内では、12月末ごろからインフルエンザの感染が急拡大。県によりますと、1月5日までの1週間に県内82の医療機関で確認されたインフルエンザの感染者は、1医療機関あたり46.84人で、警報レベルの30人を3週連続で超えました。地域別では、県南が98.29人と最も多く、会津が85.6人、いわき市が52.31人などとなっていて、ほぼすべての地域で、警報レベルとなっています。 ■1日で80人診断も こちらのクリニックでも、12月下旬からインフルエンザの患者が増え始め、休日当番だった1月2日には、1日でおよそ80人がインフルエンザと診断されました。 じんキッズクリニック・酒井信子副院長「お子さんが受診されるのが中心ですが、なかにはご家族も発熱されていたりと家族で発症してしまう場合が多く見られる」 いま流行しているのは、インフルエンザのA型ですが、今後はB型にも警戒が必要だといいます。 酒井副院長「A型とB型では違うので、A型にり患した後に免疫力が落ちていてB型にり患することも大いに考えられる」 手洗い、うがいやこまめな換気など、基本的な対策のほか、体調が悪いときには無理をしないことが大切です。 酒井副院長「体調が悪いと思ったときには、人混みに行かないなどの対策も重要」 酒井副院長は、学校が再開して初めての連休を迎える今週末や週明けに、さらにインフルエンザの患者が増える可能性があると話していました。
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