ヨドバシ梅田と大阪駅の「橋架かる」今月30日に完成へ
ヨドバシカメラが14日に発表
ヨドバシカメラは14日、大阪市北区のヨドバシ梅田ビルと大阪駅を橋でつなぐ「ペデストリアンデッキ工事」が今月30日に完成すると発表した。今年3月に駅とヨドバシ方面をつなぐ仮設階段が撤去され「不便だ」という声があがっており、先週7日に「橋が架かっている」とSNSで話題となり注目され、工事関係者は「いつ完成するかはわからない」としていたが、いよいよ待望の橋がかかることになった。 【拡大写真と動画】今年3月、大阪駅とヨドバシつなぐ「仮設階段」が撤去されていた
利用者からは喜びの声も
ヨドバシカメラの発表によると、今月30日に完成するのは、ヨドバシ梅田と大阪ステーションシティ「カリヨン広場」を結ぶ橋だという。ちょうど先週に橋の鉄骨が架かった時点で話題となった箇所となる。そして、秋にはもう1箇所、グランフロント、うめきた広場とヨドバシ梅田を結ぶもうひとつの橋も完成予定となっている。 この橋の完成発表のニュースを聞き、ヨドバシ梅田周辺の利用者からは、喜びの声があがっている。会社から帰宅途中だという大阪市中央区の50代の男性は「本当?もうできるの。それはうれしい。やっぱり直接行けるようになってないのがおかしかった。ヨドバシでは家電だけじゃなく、食事もしたりするんで、これからは楽になりそうですね。楽しみ」などと話していた。
ヨドバシの昨年8月の発表によると、現在のビルの北側に「ヨドバシ梅田タワー」を建設。建物規模は地下4階地上34階建て、地下4階~地下2階は駐車場、地下1階~地上8階には店舗、9~34階にはホテルが入る。ホテルは市内最大級の客室数1000室規模になる見通しだという。 また、今回の橋の工事は「2階部分」で繋げる回遊デッキをつくる「ペデストリアンデッキの工事」の一環で、歩行者ネットワークの整備を行っている。 今月7日に橋が架かった際にはSNSで橋が架かったという多くのつぶやきで盛り上がりをみせ、工事関係者は「そんなに盛り上がっているんですか。まだ完成時期はわかりません」「温かく見守って頂ければ」などと話していた。