石原さとみ「自分を変えた作品」声詰まらせ 出産後初の主演映画「ミッシング」舞台あいさつ
女優石原さとみ(37)が24日、今月26日に横浜でオープンする映画館「ローソン・ユナイテッドシネマ みなとみらい」のオープニングイベントに参加した。 【写真】舞台あいさつで声を詰まらせた石原さとみ テープカットを行い、その後には主演映画「ミッシング」(吉田恵輔監督、5月17日公開)の試写会で舞台あいさつを実施。映画は22年4月の出産後、初めて撮影した作品として話題を呼んでいる。 デビュー以来、華のある役柄や美しさを求められる仕事が多かった石原は「このままでいいのか」と焦りや葛藤を感じていたという。「自分を変えて欲しい」と切望し、“人間描写の鬼”の異名を持つ吉田監督に7年前に直談判。この時は断られたがその3年後に脚本が届いた。 「7年前よりももっと前から『このままじゃいけない』と思っていた。変わりたい、自分にはもっとできることがあるんじゃないかとか。もっとお芝居を学びたい。自分を壊したい…。そこで出会ったのが吉田作品。直感で『この人なら変えてくれる』と勝手に思って行動した。知人を介して会ったら『イメージがわかない』と断られた。それから3年間、まったく音沙汰がなかったが(脚本が届いた)。跳びはねるくらいに喜びました。絶対に学びがあるだろうなと」。 その後で「今日、映画館オープンで『ミッシング』を初上映に選んでくれて感謝します」と感謝の言葉を続けながら声を詰まらせた。