1回戦で対戦 聖光学院、鶴岡東の監督が展望 夏の甲子園
■聖光学院・斎藤監督「攻守ともに隙ない相手」 鶴岡東・佐藤監督「強力投手陣、対策が必要」 1回戦で対戦する聖光学院の斎藤智也監督と鶴岡東(山形)の佐藤俊監督は6日、阪神甲子園球場で対談した。聖光学院は3年連続19度目、鶴岡東は2年ぶり8度目の夏の甲子園に挑む。両監督に相手の印象や試合の展望などを聞いた。 ―隣県対決となった感想は。 斎藤監督 練習試合を何度もしており、交流の深いチームと当たるとは思っておらず驚いた。 佐藤監督 尊敬している斎藤監督のチームと甲子園で戦えて光栄だ。 ―相手の印象は。 斎藤監督 近年、山形県を席巻している。攻守ともに隙がなくやりづらい相手。 佐藤監督 東北の野球をけん引してきたチーム。相手のミスを逃さない徹底された強さがある。 ―警戒する選手は。 斎藤監督 上手投げから下手投げまでそろう投手陣。大量点は奪えないだろう。 佐藤監督 投手陣が強力で誰が投げても得点しづらい。対策が必要。
―自チームで鍵となるのは。 斎藤監督 竹田一遥選手。福島大会は打撃が不調だったが、チームの切り込み隊長として勢いをもたらしてほしい。 佐藤監督 主戦の桜井椿稀(つばき)選手。山形大会からどれだけ調子を上げられるかが鍵。 ―対戦に向けた意気込みを。 斎藤監督 応援団の力を借りて思いっ切りプレーする。 佐藤監督 甲子園という晴れの舞台で躍動し、楽しむ。