「日本ネットワークセキュリティ協会の職員」名乗り“ウイルス被害”かたる 70代女性が60万円被害 沖縄署
沖縄署は9日、沖縄市の70代女性が2024年末から今月6日にかけてコンピューターウイルスの感染被害の弁償などを名目に、現金計約60万円をだまし取られる特殊詐欺(架空料金請求)事件が発生したと発表した。 沖縄署によると、「日本ネットワークセキュリティ協会の職員」を名乗る人物が24年12月26日、女性の携帯電話に電話し、「あなたの携帯電話が原因で複数の会社がウイルスの被害に遭っている」などと虚偽の説明をした。被害拡大防止のためとして「保険に加入する必要がある」などとだまし、市内の銀行のATMから今月6日まで複数回にわたって指定の口座に現金を振り込ませたとしている。 同署は詐欺被害への注意を呼びかけている。
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