闘病中のセリーヌ・ディオン、グラミー賞のバックステージで即興のパフォーマンスを披露
先週末開催されたグラミー賞授賞式にサプライズ登場したセリーヌ・ディオン。バックステージで歌声を披露していたことが明らかになった。 【写真】グラミー賞2024、豪華セレブのレッドカーペットドレスを速報
2022年12月に難病のスティッフパーソン症候群であることを公表したセリーヌ。それ以来、歌手活動を中断して治療に取り組んでいる。今回のグラミー賞は病気公表後初めてアワード。最優秀アルバム賞のプレゼンターを務めテイラー・スウィフトにトロフィーを手渡した。
闘病生活に入って以来公の場所で歌声を披露することもなかったが、賞のバックステージでは即興でパフォーマンスしていた。セリーヌはシンガーソングライターのソニャエ・イリースと「Power of Love」をデュエット。偶然その場に居合わせた幸運な人たちからは拍手と歓声が上がった。その様子をソニャエが「アイコニックな夜のハイライト」としてインスタグラムに投稿している。
スティッフパーソン症候群は全身の筋肉が徐々に硬直していく病気。進行すると歌うことも難しくなるという。セリーヌは病気の公表したとき、ツアーの延期を決めたことについても説明していた。「体力を回復させるために頑張っているけれど、ツアーは体調が100%の状態でもとても難しいものです」「ショーを延期するのは心が痛みます。でも本当の意味で私が再びステージに立てる準備が整うまで、すべてキャンセルするのがベストです」とコメントしつつ「みんなに知ってほしいのは私が諦めていないということ。またみんなに会えるのが待ちきれません」と力強い言葉で声明を締め括っていた。セリーヌの元気な歌声をフルコーラスで聞けるのを楽しみに待ちたい。