会見でコメントする大谷翔平（カメラ・安藤　宏太）

◆米大リーグ　米大リーグ　マーリンズ１１―９ドジャース（１７日、米フロリダ州マイアミ＝ローンデポパーク） 【写真】大谷の４８号をゲットした美女女子大生 　ドジャース・大谷翔平投手（３０）が１７日（日本時間１８日）、敵地・マーリンズ戦に「１番・指名打者」でスタメン出場し、３回の２打席目に５試合、２３打席ぶりの本塁打となる４８号２ランを放つなど、５打数１安打２打点だった。チームは打ち合いで敗れて３連勝を逃した。 　「５０―５０」（５０本塁打＆５０盗塁）に迫った大谷は「反撃につながる一本になったのはよかった。７－６の一、三塁の場面のほうが得点はしたかった」とうなずいたものの、さらなる得点機を逃したことを悔やんだ。 　初回先頭の１打席目は見逃し三振。４点を追う３回１死一塁の２打席目には、右翼へ飛距離４０２フィート（約１２３メートル）の４８号２ランを放った。４試合連続で本塁打も盗塁も出ていなかったが前人未到「５０―５０」へ前進する「４８─４８」となった。 　４８号は２１年の４６発を超えて自己記録を更新。さらにＤＨで出場した試合では０６年デービッド・オルティス（レッドソックス）（一塁で７本、ＤＨで４７本の計５４本塁打）を超えて史上最多となった。ドジャース史でも０１年のグリーンの４９本に１本差に迫る２位タイ。通算２１９本塁打は、韓国出身の秋信守（レンジャーズなど）を抜いてアジア出身選手最多記録となった。 　また、昨年３月のＷＢＣで優勝に輝いたマイアミのローンデポパークでは初本塁打。３０球場目のホームランで、３０球団の本拠地で本塁打が出ていないのはシンシナティのグレートアメリカンボールパーク（レッズ）、フィラデルフィアのシチズンズバンクパーク（フィリーズ）のみとなった。 　３、４打席目は２打席連続で三振。今季１２目でワーストタイの１試合３三振となった。４点を追う９回先頭の５打席目は一ゴロに倒れた。チームは打ち合いに敗れて３連勝を逃した。