松井愛莉さんがコットン収穫体験 パーカーも着用「着心地が良い」
いわき市出身の俳優松井愛莉さん(27)は9日、南相馬市小高区でコットン(綿花)の収穫を体験した。松井さんは、小高区で有機栽培されたコットンを使ったパーカーも着用し「着心地が良く、収穫も楽しい。これを機にコットンが広がってほしい」と期待を込めた。 コットンの栽培は東日本大震災後、農業法人「みさき未来」が南相馬市小高区で取り組んできた。千葉県のビスポーク(注文)シャツ職人南祐太さんも栽培に携わり、自身のブランド「南シャツ」のパーカーやデニムの一部に小高産のコットンを使い、普及に努めている。 松井さんは南シャツのパーカーを着て、コットンの収穫祭に参加した。地元の浜通りで進む復興に向けた取り組みに松井さんは「同じ福島で皆さんが力を合わせている姿を見るとうれしい」と語った。
福島民友新聞社