「甲子園で“アレ”が見たい」――阪神、18年ぶりの悲願が目前に 大阪の街は警戒態勢…「飛び込み」対策、臨時休業も
■「飛び込み」の危険訴えるポスター新調
こうした中、SNSには道頓堀にあるコンビニの写真が上がりました。入り口に貼られていた紙には「阪神タイガースのアレが決定次第、従業員の安全の為臨時休業致します」と書かれていました。 さらに、大阪のミナミでは道頓堀川への飛び込みに注意を呼びかけるポスターを新しく貼り替えるなど、18年ぶりの“アレ”に向けた準備が進んでいます。 18年前の2005年、阪神がリーグ優勝を果たし、大阪の街は人でごった返していました。 道頓堀の周辺では人が密集して危険な状態に。警察官が列となり、道頓堀川に架かる戎橋を封鎖しますが、制止を無視して突破しようとする人もいました。次々と、興奮したファンが川に飛び込んでいきました。 2003年の優勝時には5300人以上が川に飛び込み、1人が死亡しています。 大阪府警は去年のハロウィーンの6.5倍にあたる1300人の警察官を配置することを決定。戎橋の通行を規制する可能性もあるとしていて、道頓堀橋には人が立ち止まらないように幕を設置するということです。 阪神の“アレ”は、早ければ14日に決まります。 (9月13日『news zero』より)