【密着】福岡県が主催する婚活イベント これまでに600組が結婚 今年度はAI活用も 福岡
【主催は民間ではなく福岡県】
■和才さん 「趣味とか一緒に楽しんでできると。」 ■女性 「趣味、どんな感じですか。」 ■和才さん 「自転車とか筋トレとかゲームとかですね。」 自分の趣味を積極的にアピールできました。
今回の婚活イベントを主催したのは、民間ではなく福岡県です。県が婚活に力を入れるのには、切実な理由があります。 福岡県によりますと、2022年度の婚姻数は2万1840件で年々減少しています。それに伴い、出生数も7年連続で減少していて、2022年度は3万5970人と過去最低を更新しました。 ■福岡県こども未来課・大谷雄一課長 「少子化で人口が減少することによって、働く人がいなくなるという影響もある。結婚の希望を持つ方がかなうように、都市部以外の開催も進めていきたいと考えています。」
福岡県は2005年から婚活事業に取り組んでいて、これまでに600組以上が結ばれました。今年度はAIを活用し、相性がよさそうな人を集めたイベントを開くなど婚活に力を入れています。 その県の婚活イベントに参加した和才さん。およそ3時間にわたったイベントは、最後の結果発表の時間です。気に入った相手を入力し、マッチングしたかどうかが発表されます。 和才さんの番号は6番です。
■福岡県出会い・結婚応援事業 青栁美香事務局長 「男性が1番・4番・7番・3番。」 この日は4組のカップルが成立しました。和才さんの番号は呼ばれませんでした。 ■和才さん 「なかなか難しかったですね。もうちょっと積極的に話しかけていって、女性が楽しめるようなトークを磨けたらと思います。普通でいいので温かい家庭が理想だと思います。」 結婚したくても出会いがない人たちにどう機会を提供するのか。人口減社会に直面する日本にとって避けては通れない問題です。 ※FBS福岡放送めんたいワイド5月7日午後5時すぎ放送
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