巨人・山崎伊織、中日・福永に逆転2ラン許す 地方球場で4戦4勝の”地方の鬼”が手痛い一発浴びる
◇2日 巨人―中日(松本) 巨人の先発・山崎伊織投手が1点リードの5回、中日の福永に逆転2ランを許した。今季は地方球場で4戦4勝と無類の強さを発揮している”地方の鬼”が、ボールが飛びやすい標高641メートルの球場で手痛い一発を浴びた。 4回までは中日打線を手玉にとった。2回に連続四死球を与えて無死一、二塁のピンチを招くも、木下がバントで転がした打球を猛ダッシュで取ると、素早く三塁方向にターンして三塁封殺。好フィールディングで傷口を広げず、後続を打ち取った。 だが5回、先頭のロドリゲスに中前へのポテンヒットを打たれ、小笠原の犠打で1死二塁に。福永には、ファーストストライクとなった内角への142キロシュートが、やや甘い高さに入ってしまった。山崎伊は打球が左翼席へ飛び込むのを見届けると、マウンド上で悔しそうにうつむいた。
中日スポーツ