【大雨情報】落石と特急列車が接触し運転見合わせも
梅雨前線や低気圧の影響で、愛媛県内では各地で強い雨が降っていて、降り始めからの総雨量が170ミリを超えているところがあります。 気象台は、土砂災害などに警戒するよう呼びかけています。 低気圧や梅雨前線に向かって暖かく湿った空気が流れ込み、大気の状態が非常に不安定となっている影響で、県内では強い雨が降っているところがあります。 22日の降り始めから28日午前11時までの総雨量は ▼西予市宇和で173ミリ ▼大洲で158.5ミリ ▼今治市玉川で157ミリ ▼松山で155.5ミリ となっていて、各地で総雨量が150ミリを超えています。 このあと29日正午までの24時間に予想される降水量は、いずれも多いところで ▼東予と中予で50ミリ ▼南予で60ミリ JR四国によりますと、JR予讃線は八幡浜市内で落石があり特急列車と接触し、一時運転を見合わせました。けが人はいないといことです。 また警察によりますと、西条市福武地区で土砂崩れが発生しましたが、けが人などはいないということです。 県内ではこれまでの大雨で地盤の緩んでいるところがあり、今後少しの雨でも災害の危険度が高まるおそれがあります。 また、4月に豊後水道で発生した地震で揺れの大きかった地域では、地震前と比べて、少ない雨でも災害が起こりやすくなっています。 気象台では、土砂災害などに警戒するよう呼びかけています。