マツダ初の乗用車「R360クーペ」は軽自動車初のAT搭載! 360ccなのに大きなナンバープレートを装着している理由とは
オーストラリア輸出仕様の逆輸入車
ちなみに今回のイベントに集まった360ccの軽自動車は、通常バイクと同じサイズの小板のナンバープレートが備わるのだが、なぜかこの車両は大きな黄色い現代の軽自動車用ナンバーが装着されている。その理由を浪江さんに伺うと、意外な答えが。 「じつはこのクルマはオーストラリアに輸出された車両で、2009年に国内に逆輸入されています。そのため大きなナンバーが備わるんです。一説によると当時オーストラリアには21台のみが輸出されたそうで、そのうちの1台ということになります」 少し調べてみたところ、小板プレートは1974年12月までに登録された軽自動車が対象となるため、2009年に初めて国内で登録されたこの車両は小板プレートの対象外となったようだ。車体に対して不自然に大きなプレートが備わることになってしまったのには、こんな理由があったのだ。