ヤクルト・増田珠、旧友・村上宗隆と「来年こそは」お立ち台 「ムネに『心配するな』といえるような活躍を」
ヤクルト・増田珠内野手(25)が22日、東京・羽村市の小作台小で行われたプロ野球選手会が主催する野球振興事業「マクドナルド 野球・ソフトボール体験会サポートプロジェクト」に参加。小作台ライオンズのサポートの下、年長から小学5年生までの子供たち66人と交流し「皆が楽しそうにやっている姿を見られて、僕もうれしかった。もっともっと頑張って、羽村の子たちにも覚えてもられる活躍をしたい」と力をもらった。 【写真】ヤクルト・増田珠と村上宗隆「僕が活躍してムネの背中を押せるように」 長崎県出身の増田は、熊本県出身の村上と同学年で、中学2年時にはシニアチームの九州選抜で共闘した。旧友とはシーズン中に隣で昼食をとったり、打撃について語り合ったりする間柄。ともにお立ち台に立つことを目標にするが、今季はかなわなかった。村上は来季終了後にポスティングシステムで米大リーグに挑戦する可能性が高く、来季がお立ち台で並ぶラストチャンスになる。 「来年こそは」と力を込め、「僕が活躍してムネの背中を押せるように。『心配するな』といえる活躍をできるように頑張りたい」と視線を上げた。昨オフにソフトバンクを戦力外となり、ヤクルトに加入して1年目の今季は、自己最多52試合に出場。主に代打で存在感を示し、打率・207、2本塁打、6打点を挙げた。さらなる飛躍を目指し、オフはレベルアップを図る。 横浜高で1学年上の藤平(楽天)は、今秋の国際大会「プレミア12」で日本代表のメンバーとして活躍。同高の1学年後輩にあたる万波(日本ハム)もコンデイション不良で辞退はしたものの、侍ジャパンに選出された。横浜高出身の選手が球界で輝いており、増田は「(横浜高が)熱すぎるので、僕も熱い気持ちで乗っかっていけるように」と目の色を変えた。