北海道初「ヤングケアラー支援」条例案を提出“家族の世話する18歳未満の子ども”…公務復帰した岩倉市長の公約 苫小牧市
UHB 北海道文化放送
北海道苫小牧市は定例市議会で、北海道内市町村で初めてとなる「ヤングケアラー」を支援する条例案を提出しました。 条例案は家族の介護や世話をする18歳未満の子ども「ヤングケアラー」を支援するもので、苫小牧市が2月22日、市議会に提出しました。 条例案では、ヤングケアラーを早期に発見して孤立を防ぐために支援するほか、交流の場を設けます。
ヤングケアラー条例は、先日公務に復帰した岩倉市長が市長選で公約に掲げていたもので、可決されれば道内市町村で初めてとなります。 議会で議論を進め、2024年度からの施行を目指しています。 また、苫小牧市は家事をサポートする市の訪問支援事業の対象に、ヤングケアラーを2024年度から新たに加えます。
UHB 北海道文化放送
【関連記事】
- 日常的に家族の世話や家事をする“ヤングケアラー”支援―エフエム北海道×北海道が連携協定「就業や学習のサポート 充実を」
- 韓国の空港で倒れた苫小牧市の岩倉市長が3か月ぶりに本格的に公務復帰 会見では任期を全うする考え示す 「改めてチーム一丸となって市政運営を進める」
- 「大丈夫ですよ もうちょっとです」出張先の韓国で倒れ “一時意識不明” だった苫小牧・岩倉市長が回復し3か月ぶり登庁 2月14日から完全復帰を目指す
- 国内最大規模の"水素拠点"を検討…出光&ENEOS&ほくでんがタッグ 再生可能エネルギーで製造しパイプラインで供給構想 北海道苫小牧エリア
- 堀井学議員『事務所閉鎖』へ...さらに秘書ら2人も解雇 政治資金パーティー開催できず“収入減”「任意聴取要請はいずれ来ると思う」北海道苫小牧市