荒天続く北海道 1日未明の雪で札幌も再び冬景色
【北海道・札幌】北海道の一部地域では、2月29日から3月1日にかけて、低気圧の発達による悪天候が続いています。 【写真】札幌市民もあぜん、62年ぶりの大雪……積雪後に注意すべきことは? 札幌管区気象台では、29日から「暴風雪と高波及び大雪に関する北海道地方気象情報」を発表、吹雪による視程障害・吹きだまりを原因とする交通障害が発達する恐れがあることから、不急不要な外出を避けるよう呼びかけています。
29日の北海道内は大雪が降ったにも関わらず、3月下旬~4月上旬並みの気温を記録。札幌では6.9度(平年値1.6度)まで上がり、積もった雪はかなり溶けましたが1日未明からの降雪で再び冬景色に逆戻りしています。 また、北海道の玄関口・新千歳空港ではすでに欠航が相次ぎ、車の大動脈・道央道を中心とした高速道路もその多くが通行止め・速度規制の対象となっています(1日午前7時半現在)。 この荒天は、道東の一部を除き今日いっぱい続くと見られています。 (ライター・橋場了吾)