「優勝候補としての地位を再び確立」ナイジェリアに圧勝したなでしこジャパンを各国メディアが高評価!「華々しい攻撃」「容赦ない守備」
英国では、公共放送『BBC』が「ナイジェリアは良いスタートを切って攻撃を仕掛けたが、なでしこジャパンは全くスペースを与えなかった」と日本の守備面での充実ぶりを強調。フランスのスポーツ紙『L’EQUIPE』は、以下の通りに第一関門を突破したなでしこジャパンを称賛している。 「日本は冷静に戦い、準々決勝への切符を手にした。攻撃面で華々しさを見せた彼女らは、エチェギニの強烈なシュートで1点を返された時以外は、ほとんど動揺することはなかった。選手たちはその才能を存分に発揮。それは前半の3ゴールによって報われた。その象徴とも言えるのが、前半終了間際の北川の見事なFKであり、これがナイジェリアの希望を打ち砕いた」 ドイツのスポーツ紙『KICKER』は、「日本はナイジェリアに対して当然とも言うべき勝利を挙げ、準々決勝進出を確定させた。しかし、スペインもブラジルに勝利したため、日出ずる国の代表チームはグループ2位に甘んじなければならなかった」と伝え、ブラジルの総合メディア『Globo』は「日本はナイジェリアを支配し、勝負は前半で決まった。浜野は植木の素晴らしいアシストから落ち着いて先制点を決め、北川は美しいFKでリードを広げた。後半はアジアのチームが試合を上手くコントロールした」と振り返った。 そして、日本が準々決勝で対戦することが決まったアメリカの放送局『NBC』は、「日本はナイジェリアに圧勝し、優勝候補としての地位を再び確立した。両サイドと中央での素早い動きを活かし、カウンターアタックで決定的な攻撃を仕掛けた日本。これに北川の素晴らしいFKが加わり、このアジアの国はグループ2位を確保するのに十分以上の活躍を見せた」と、試合レポートを記している。 また、8月3日の自国チームとの対戦、そしてそれ以降の戦いにも言及し、「ノックアウトステージに駒を進めたチームの顔ぶれを見ると、日本はこれを勝ち進むためにはカウンターアタックを最大限に活かす必要があるだろう」と指摘した。 構成●THE DIGEST編集部
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