来社した新谷姫加にインタビュー

人気タレントが多数所属する「ゼロイチファミリア」の面々が、毎年恒例の新年あいさつのためザテレビジョン編集部を訪問。今年の参加メンバーは桃月なしこ、アンジェラ芽衣、林ゆめ、青山ひかる(sherbet)、新谷姫加、真島なおみ、川瀬もえ、まるぴ、水湊みお(#ババババンビ)、岸みゆ(#ババババンビ)、宇咲(#ババババンビ)、横野すみれの12人。新谷は、2月6日から東京・明治座で上演中の舞台「メイジ・ザ・キャッツアイ」で、車椅子の少女・栞を演じている。開幕前の取材で大きな舞台を控えた心境、さらに地元の青森・三沢を盛り上げていきたいという思いを語ってもらった。 【写真】ゼロイチファミリアの美女12人が真っ白な洋服で編集部に来社 ■明治座出演を控え…「実感がじわじわ」 ――新春のあいさつ回り、新谷さんは2年ぶりとのことですが。 やっぱりお正月というか、新年が始まったなという感じがありますし、こうやってカレンダーメンバーとして今年もいろんな所であいさつさせていただけたことが本当にうれしいです。 個人的には明治座にも出演するんですけど、明治座も先ほど行ってきて、実感がじわじわ湧いてきました。 ■長谷川初範の言葉が自信に ――もうすぐ舞台「メイジ・ザ・キャッツアイ」が開幕しますね。製作発表会見では、トリプル主演の藤原紀香さん、剛力彩芽さん、高島礼子さんをはじめ、すごい面々と一緒に登壇されていました。 普段あまり緊張しないタイプなんですけど、人生で一番って言ってもいいほどド緊張しちゃって、初っ端からかみまくりの自己紹介をさせていただきました(笑)。 ――稽古の方はいかがですか？ 本当にもう皆さん優しくて。なんだろう…もう緊張しないっていうか、それが普通の光景になってきて、いい感じに進んでいます。車椅子の役なんですけど慣れておこうと思って、常に稽古では車椅子を操作したりとか。足を動かせないので、そういうところも含めて研究しています。 ――先輩方から学ぶことも多いと思います。印象に残った言葉などありますか？ 長谷川初範さんに先日、「声がすごくきれいだね」って言っていただけて、それが本当にうれしかったです。実はあまり自信がなかったんです。稽古中も声の出し方とか、この役はこれで合っているのかなとか、いろいろ悩んでいて。でも、それでちょっと自信がついたから、このまま自分の思っている栞で頑張ろうって思えて、稽古に臨めています。 ――長谷川さんもいい声ですよね。 本当に(笑)。いい声の方に「きれいな声だね」って言っていただけて、すごくうれしかったです。今年一です、まだ始まったばかりですけど(笑)。 ■舞台「かげきしょうじょ!!」の反響の大きさに驚き ――2023年の新谷さんは舞台の1年でした。 舞台は「リコリス・リコイル」「珈琲いかがでしょう」「かげきしょうじょ!!」と3つ出演させていただきました。その中でも「かげきしょうじょ!!」が一番印象は強いんですけど、そこで私のことを知ってくださる方がすごく増えました。 最近イベントをやった時も、初めましての人のほとんどが「かげきしょうじょ!!」で知ったよっていう方だったんです。これまでで一番自分を知っていただけた舞台だったんじゃないかなと思います。 コロナ禍があって、舞台は今まで来てくださった方も来なくなっちゃったりとか、あまり集客がなかったんです。来てくださる日もあるんですが、昔よりは減ったなみたいな印象で。でも、「かげきしょうじょ!!」はもうほぼ全日満席っていう感じで、たくさんの方に来ていただいて、たくさんの方が私を知ってくださったので、本当に出演できて良かったなって思っています。 ――そして、今年の初舞台は明治座と大きなステージになります。 今まで出演してきた舞台の中でもより一層緊張感があります。キャストの方々も本当に大御所の方々で、最初は自分がいていいのかなって思ったんですけど、今は自信を持って舞台に立とうという気持ちです。 ■「やっぱり本は読んだ方がいい」 ――最近、プライベートで挑戦したことなどありますか？ 私、昔から本を読むのが嫌いなんですね。小さい頃、読書タイムとかあったじゃないですか。一冊も読んだことがなくて、読んでいる振りをするくらい本が嫌いだったんです。でも、最近は家での過ごし方でゴロゴロしながら映画見て、アニメ見てっていうのが飽きたなと思って、本を読もうと思って読み始めたんです。自分のその人生の中ではありえない出来事が今起きています(笑)。 なんか不意に思いましたね、やっぱり本は読んだ方がいいなと思って。舞台とかで台本を読む時も漢字が本当に読めなくて…。いつも台本を読み進むのがすごく遅いんですよ。毎回調べて、翻訳してみたいな感じなので。それに、本を読むことによって語彙力も上がってくるんです。なので、これから読んでいこうと思いました。 ■俳優として「今年は映像も出演できたら」 ――最後に今後の目標を教えてください。 女優・新谷姫加として皆さんに知っていただきたいので、舞台も(この先も)いろいろ決まっているんですけど、今年は映像の方がまだ決まっていないので、例えば地上波のドラマとか、全国公開される映画とかに出演できたらうれしいなと思っています。 あと、青森出身なので、青森の印象をつけたいですね。 ■青森の女優として連想してもらえるように ――青森出身と言えば王林さんが有名ですが。 王林さん＝青森というイメージみたいに、私も青森出身の女優として＝青森を連想してもらえるように活動していきたいなって思っています。 三沢市出身なので三沢市の観光大使をやりたいです。最近、三沢駅にスタバができたんです！　それまでは本当に何もなかったんですよ。電車も1時間に1本、2時間に1本とかなんですけど、そんな所にスタバができて、人は来るんかっていう…(笑)。 本当に影が薄くて、みんな青森を越して北海道に行っちゃうんで。青森を盛り上げたくて、特に出身の三沢市を。お父さんが航空自衛隊で、三沢市には米軍基地もあるので、自衛隊とかそういうこと同時に広めていけたらなって。ホタテがおいしいので、ぜひホタテを食べに来てください！