「ビッグスマイルパーク」のサッカー場

　有田市民体育館近くに健康スポーツ公園「ビッグスマイルパーク」（有田市初島）がオープンして1カ月がたった。（和歌山経済新聞） 【写真】有田市にオープンした健康スポーツ公園「ビッグスマイルパーク」　 　有田市は2018（平成30）年に「からだ、こころ、満面の笑み」をキャッチフレーズとする運動型健康増進総合施設基本構想を策定し、スポーツ振興や市民の健康増進や健康寿命の延伸を目的にプロジェクトを進めてきた。2020年に25メートルプールやジムを有する市民水泳場「えみくるARIDA」を先行開業し、隣接地に同公園をオープンした。 　敷地面積は2.4ヘクタール。日本サッカー協会の公認基準を満たした人工芝のサッカー場、フットサルやゲートボールができる屋根付きの多目的広場、子ども向けの大型遊具がある広場などで構成する。 　防災公園としての役割も担い、災害対応トイレやソーラー照明、防災テントセットなどを備え付ける。 　遊具広場には高さ13.3メートルの滑り台「ハイタワーチューブスライダー」や「3Dトランポリン」、噴水などのほか、障がいの有無にかかわらず使える遊具をそろえたインクルーシブゾーンを設置した。 　有田市教育委員会の担当者は「チューブスライダーは国内最大級の規模で、オープン当初からたくさんの家族連れが訪れている。この公園を拠点とするサッカークラブチームも発足する。さまざまな形で市民がわくわくする、楽しめる場所になってほしい」と話す。 　開園時間は8時～21時30分。