名古屋市の公立学校の教員らによる任意団体「名古屋市教育会」が、市内の公立の小中学校において保護者から会費を集めていたことは問題であるとして、河村市長は、金の流れなどの解明を教育委員会に依頼しました。 名古屋市教育委員会によりますと、「名古屋市教育会」は、名古屋市の公立学校の教員らによる任意団体で、市内のほぼすべての公立小中学校で、保護者から会費を集めているとみられています。 具体的には、教育会への入会をすすめるチラシを教員が配布し、入会を希望する保護者から会費を教室で集めています。 このことについて、河村市長は17日の定例記者会見で、任意団体が学校で集金活動を行うことは問題であるとして、金の流れなどについて、調査を行うことを教育委員会に依頼しました。 教育委員会は、チラシを配布することは各学校の校長が許可しており、教育に意義のある内容だとして、問題ないとしていますが、改めて調査するとしています。